先日、断捨離についての記事を書いたのですが、大量に溜まってしまった洋服を取捨選別するのは大変な労力を必要とします。
またそのための時間を確保するのも一苦労です。ならば初めから服を増やさない工夫を普段から心がけましょう。
服を増やさないための工夫
たとえ数多くの服を所持していたとしても、日頃着る服は結局だいたい決まっていますし、そうでなくてもし多数の服から毎回選んでいるとしたらそれは省ける労力と時間です。
確かに着る服を選ぶ楽しみも理解できるのですが、毎日やるべきことではありません。むしろ認めたくないかもしれませんが、ちょっとした苦痛になってる場合も。
なので服を増やさないためのコツを挙げてみました。基本的には服をやたらと購入しないことと、持っている服を上手にコントロールすることです。
・所持する服の枚数を決める
・同じデザインを色違いで揃えることはせず一番気に入った色のみ購入する
・衝動買いをしない
・セールに惑わされない
・ネットで購入するときは素面で
今持っている服の枚数より増やさないよう、これらのポイントを参考にして下さい。
買った分の枚数を必ず捨てる
1着買ったら1着捨てる、2着買ったら2着捨てる。このように購入した分の枚数を必ず捨てることによって、持っている服のトータル数が増えることはありません。
逆に1着も捨てる服がないうちは、絶対に買わないと肝に銘じておくべきです。
所持する服の枚数を決める
服を何枚所持するかは人それぞれなので一概に何枚が良いとは言い切ることはできませんが、自分のライフスタイルや活動範囲、収納のキャパシティを考慮して決めることが重要です。
所持する服の数をはっきりと数字で決めておけば、知らない間にクローゼットがパンパンになっていたなんてことは起こらないはずです。
枚数を決めるときは仕事用、外出用、普段着、部屋着などそれぞれシチュエーション別に分けて考えますが、あまり細分化しないほうが把握しやすいです。
そして一度枚数を決めたら途中で増やさないことがポイントです。所持する枚数を決めておけば新たに購入する際に慎重になります。
同じデザインを色違いで揃えることはせず一番好みの色のみ購入する
靴下などは例外ですが、いくら気に入ったデザインでも色違いで購入することは避けましょう。
なるべく少ない枚数で手持ちの服のデザインにバリエーションを持たせたいのなら、これは当然のことです。
衝動買いをしない
これができれば苦労しないという人も多いかと思いますが、衝動買いは服を溜め込んでしまう天敵です。はっきり言って自分の欲望との闘いで精神力が問われるといっても大げさではありません。
ビビビッときてしまうと判断力が鈍るのはしょうがないのですが、新しく服を購入するときはそれが今持っている服よりも良いと思わなかったら買わないことです。
もし衝動買いをしてしまったら、心を鬼にして今もっている中から買った枚数分を絶対に処分すること。
セールに惑わされない
セールだとつい安いからいいやと多少自分の好みに合わなくても購入しがちです。また売場の熱気に判断力が狂いがちになりとても危険です。
たとえどんなに割引きされていても、洋服を選ぶ基準に妥協を与えないことが肝心です。流行りのデザインなどはその流行が去ったあとのことを考えましょう。
もしセールに行くのであれば予め今持っている中で処分する服を決めておく、その処分する以内の枚数しか買わないというルールを設定しておくと効果的です。
ネットで購入するときは素面で
家でお酒を飲みながらパソコンを見てポチッとやってしまう。セールよりも制御が難しいパターンです。
お酒を飲む人は酔った状態でショップサイトを見ない、アクセスしないという鉄の掟をつくる。それができないなら、ネットで購入する前に処分する服を決めて事前にクローゼットから出して目に見える位置に置いておくなど工夫しましょう。
まとめ
もっている服が少ないといつも同じようなものばかり着ていると職場の人や友人に思われないか心配な人もいるかと思いますが、女性の場合はともかく男性は思っているほど誰からも見られていないから安心して下さい。
いろんな服をコレクションする人は別ですが、本当に必要な服はそんなには多くはないはずです。ましてや服の数を競い合うことは不毛な労力です。
服を増やさないためには何もミニマリストになる必要はありません。大事なことは着ない服は買わない所持しないこと、特徴がありすぎる服ではなくシンプルなデザインのものを着まわすことで数を抑えられます。
やっぱり減らせないという人にはトランクルームが便利です。