いつの時代にも寝てないことを自慢げにアピールしてくる人が一定数います。
「いやー昨日2時間しか寝てないよ」と誰かが言うと脇からすかさず「俺なんかここ数日3時間睡眠でさ」とか更には「最近は徹夜続きでマイッタ」なんて言い出す人が出てきて不思議なマウント合戦が始まったりします。
聞かされる方としては他人が寝てなかったかどうかなんてどうでもいいし、ウザいだけなのですが寝てない自慢を語った当の本人たちの顔にはうっすらどころかはっきりと優越感がにじみでています。
周りの人たちはそんなドヤ顔状態の彼らを当然カッコ良いとも偉いとも思っていないのですが、本人たちは当然気付きません。
ですがそんな生活をしていると、年齢を重ねた時に身体が突然悲鳴を上げて最悪命に関わってきます。睡眠時間の削減イコール寿命の削減です。
何故かはびこる寝てない自慢
寝てない自慢は日本だけに見られるそうで、海外で同じことを言ったら自分は自己管理ができない無能な人間ですとアピールしていることになるとのこと。バカにされるか同情されるだけで決してスゴイとは思われないそうです。
ちょっと考えてみれば当たり前なのですが、なぜか日本人は昔から寝てないことを誇らしげに語る人たちが後を絶ちません。特に男性に多く見られます。
10代20代の若い世代の人が夜遊びや仕事の忙しさをアピールしているのはまだ微笑ましさもありますが、30代にもなって同じことを言っているともう痛々しさしかありません。
徹夜明けの顔は目の下のクマや重たそうな瞼、荒れ放題の肌と清潔感が著しく損なわれるのですが本人たちは勲章のつもりです。清潔感のない顔を女性がどう見てるのか想像がつかないのでしょうか。
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ですが言ってる本人たちはそんな風に見えているとは露とも思っていなかったりします。聞かされる方は鬱陶しいだけで実害がないので忠告してくれる人もいません。
睡眠時間が短いほど偉いという謎の価値観はなくなりそうにありませんね。
寝てない自慢はしない方が良い
このように本人だけがスゴイ、カッコイイと思っているだけで周囲の人からは全く尊敬も憧れもされないので寝てない自慢はしない方が良いです。
なぜ寝てない自慢をしてしまうのか。そこには忙しさやタフさをアピールしたいという心理があり、男性性にも繋がっているとのこと。
しかし実際にアピールしてしまっているのは生産性の低さだったり、自分の能力不足なので目も当てられません。残念ながら間違った認識ですしカッコ良くもないので自分自身のためにも改めるべきです。
寝てません自慢は私は無能だ宣言です
ブラック企業なんかだと本当に期限までにこなさなくてはいけない作業や課題が多すぎるケースもあります。それはそれでマネジメントのまずさの問題ですが、多くの場合本人の能力の問題です。
睡眠不足はリスクだらけで良いこと無し
寝てないアピールをする人が多くいるのが原因というわけではありませんが、そもそも日本人は世界基準でみても睡眠偏差値が低いといわれています。理想は7時間40分とされていますが、日本人の平均睡眠時間は6時間50分だそうです。(参考サイト:睡眠偏差値調査結果発表2024)
「自分はショートスリーパーだから」というセリフをたまに聞きます。ですがショートスリーパーは日本では1%しかいないとされています。よって多くの人は自称ショートスリーパーであり、しかもショートスリーパーは遺伝による性質なので訓練で獲得できる類のものではありません。
残念ながら多くの自称ショートスリーパーは思い込みや勘違いです。あんまり寝てなくても大丈夫と思っていても、実際には身体に相当負担が掛かっているのですが体力のある若い年齢だとそれに気づきません。
怖いことにその負担は年齢を重ねた頃に確実に現れてきます。
もちろん若い頃に夜更かししていた人の全員が長生きできないわけではありませんが、相当のリスクを背負っていることに間違いはありません。
徹夜明けの「オレ寝てない」発言はカラ元気に過ぎないと自覚してほしいものです。
ただ長時間寝るのではなく質の良い睡眠をとる
寝てない自慢をしている人はカッコ悪いだけでなく、命を危険に晒している行為なのでキチンと睡眠を取った方が良いのですが、だた長時間眠れば良いというわけではありません。
睡眠の質を意識しましょう。ぐっすり眠ってスッキリ起きる。体に疲労感が残っておらず、さっぱりとした気分で起きられたら質の良い睡眠がとれたことになります。質の良い睡眠がとれた日のパフォーマンスは確実に上がります。
睡眠の質を上げる基本はやはり運動です。運動習慣がない人でもハードルが低いのはチョコザップです。
公式サイト:無理しない1日5分の効果実感chocozap
チョコザップはスタッフがいないので不安だとか、トレーナーからちゃんとアドバイスをもらいたいけどキツイのはイヤというひとには「脱ストイック」を掲げているチキンジムがおすすめです。
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睡眠の質を上げるには生活習慣を見直す必要がありますが、困ったことにほとんどの人は挫折するかやろうともしないものです。そして睡眠の質が悪いのはしょうがないことと諦めているいませんか?
こちらの記事では努力せずに睡眠の質を上げる方法を紹介しています。
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やりたいことが多くて寝る時間がもったいないという意見がありますが、寝不足だとそのやりたいことの質が確実に落ちます。