世の中には転職したいと思っている人はたくさんいます。また会話が苦手なダウナー系のコミュ障いわゆる陰キャで悩んでいる人も多くいます。転職したいけどコミュ障なので行動に移せないでいる人は徒に時間が流れて年齢が上がっていくだけとなります。大きなお世話かもしれませんが、ちょっと人生もったいないですよね。
コミュ障なのですぐに活動するのは無理だけど、近い将来転職したいと思っているならそれまでにコミュ障を治さなくても良いので少しでも改善しておきましょう。その方が絶対転職活動が楽になります。
コミュ力の無さが転職の原因になっているなら、次の職場でもまた同じことが起こる可能性があります。だとしたらコミュ力を上げておかないと絶対後悔することになると思っていたほうが良いでしょう。
コミュケーション能力を上げる近道は場数を踏むこと。コミュ障の人もそんなことはわかっているし、それができないから悩んでいるのだと思います。でも場数の踏み方を工夫すればムリなくコミュ力を上げられますよ。自信を持って次のステップに踏み出してください。
新卒でなくてもコミュニケーション能力は問われる
学校を卒業してとりあえず就職してみたけれど、自分と合わない会社や仕事だったから転職したいと思うことは間違いでもなんでもありません。
コミュ力の意味
新卒の場合、企業側は応募者に人間性や将来性を期待しているのでもちろんコミュ力は重要なポイントになります。なので新卒者のアピールポイントによくあげられるのはコミュ力とトーク力だったりします。
ちなみに場を盛り上げるのが得意なことをコミュ力があるとは言いません。ここを勘違いしている人が多いですよね。
社会人であれば改めて言うことでもありませんが、ここでいうコミュ力とは相手の言っていることを正しく理解し、尚且つ自分の言いたいことを相手にきちんと伝えられる力です。そのような意思の疎通を図るにはきちんとした会話が必要です。
コミュ力がないと面接で思わぬデメリットも
ダウナー系のコミュ障は空気を読んで顔色を窺いがちなので、相手の主張を汲み取ることは得意なのですが、会話が不得意なためこちらの言いたいことを伝えられず意思の疎通がうまくいかないものです。
中途採用ではいままでの経験や実績、更にはスキルが問われます。スキルはともかくコミュ力が乏しいと積んできた経験には中身が無く、築いた実績は真実味に欠けるといった印象を面接官に与えかねません。
更に社会人はコミュ力があって当然という前提なので、面接の際にいままでの社会経験のなかでコミュ力を磨いてこなかったと判断されるのは最悪です。更にコミュ力が無かったが為に前の会社を辞めたと思われたらほぼアウトです。
ある程度長く社会人をやっていれば相手のコミュ力不足で泣かされた経験は何度かあるものです。そんな時に抱く気持ちは「話にならない」です。
なのでその人の人格や実績に関わらず、コミュ力のない人は採用したくないと思われてしまうのは残念ながら当然ともいえます。
コミュ力が無いと判断されるとまったく相手にしてもらえないかも!
なんか納得いきませんが、人間の先入観なんて不条理で溢れているものですし、他人の人生を左右する場でも容赦なく発揮されます。
コミュ障を完全に克服しなくてもいい
コミュ障で悩んでいると自己評価が低くなりがちです。自分なんて価値がない、必要とされていないと思ってしまうと将来への期待を失っていきます。そんなマインドでは面接で良い印象を与えられません。
たとえうまく転職が成功しても、他人と話すことが苦手だと意思の疎通が困難になり、仕事が進めにくくなるどころか相手への不信感にも繋がります。そしてこんな職場辞めたいとという負のループが待っています。
コミュ障は無理に治さなくてもいいと割り切りましょう。それに職場の人間関係も所詮仕事のうちです。割り切って考えた方が絶対に気がラクになります。
コミュ障であることは悪ではない
コミュ障であること自体、別に悪いことと考える必要はありません。ただしコミュ力が無いといろいろと不便不都合だし、ときには理不尽なことも降りかかってきます。
必要以上に悩む必要はないし、自己嫌悪に落ちる必要もなくていいのですが、他人にはなかなかそのツラさや不便さが理解できません。コミュ障の人につい無神経に接してしまうことも。
コミュ障の程度を軽くする
もし重いコミュ障で苦しんでいるような状態なら、せめて苦痛レベルから苦手レベルまで下げる努力をしましょう。コンプレックスを払拭するのは容易なことではなく、あまり現実的な話ではありませんよね。
なんならビジネススキルとしてのコミュ力なんて目標にしなくていいので、声を出してしゃべったり初歩的な会話を苦痛と思わないレベルを目指してください。コミュ障ではないフリができればOKです。それだったらできそうじゃないですか。
関連記事:コミュ力はあったほうが良いし上げられます
転職活動を始めるまではコミュ力を上げる準備期間
すぐに転職をしたいなら時間が足りないかもしれませんが、近い将来転職をするつもりならそれまでの時間をコミュ障改善に費やしましょう。
なにも今すぐ行動しなくてもと考えるのではなく、少しずつ始めておくと一大決心をしなくて済みます。そのうち始めるから今はまだいいと考えていると、そのうちは中々やってきません。時間がただ流れていくだけです。
就活や転職でコミュ障でも面接に合格する方法と調べればネットに色々情報やコツが載っていますが、コミュ力を上げるには会話の場数を踏んで少しでも慣れておくのがポイントです。
コミュ力を上げるための簡単な第一歩
コミュ障の特徴として
- 自分に自信がない
- 会話慣れしていない
といったことが挙げられます。
上に挙げたポイントのうち会話慣れは普段の生活の心掛け次第で少しずつ養うことができます。無理なくできる方法としてはお店で会計の時に店員さんに「ありがとうございます」とひとこと言うこと。飲食店なら「美味しかったです」と付け加えるのもいいですね。何か気の利いたことを言う必要はありません。
言われた店員さんは悪く思うはずはないですよね。絶対失敗しないし、且つ簡単な方法です。会話慣れの第一歩は簡単に踏み出せるものです。
関連記事:好かれるコミュ障になるには 嫌われないための心掛け
まとめ
コミュ障といっても人はそれぞれ性格が違います。コミュ力を上げる方法でも向き不向きがあるのは当たり前。自分に合っていると思われるやり方を見つけて下さい。