社会人の経験がまだ少ない若い世代がちょっと調子が悪そうにしていると上司や先輩に言われる言葉。
「体調管理も仕事のうち」
これを説教じみた感じで言われたらカチンときますよね。飲み過ぎや夜更かしが原因ならともかく、体調は時として自分でどうにもならない場合があります。体調管理まで仕事にされてたまるか!と思うのは当然の反応です。
ところが上司や先輩はあまり深く考えずに口にしている可能性が大いにあるので、言った側と言われた側の抱いている意味がズレていると世代間の隔たりはますます広がる結果に。
もし「体調管理も仕事のうち」と言われて自分の中で引っ掛かっているのなら、どのような意味で言われたのか考えてみましょう。
発した側にしたら何気ない一言なのかもしれませんが、何を前提にして言ったのかによっては上司ガチャ先輩ガチャのハズレが確定するかもしれません。
体調管理も仕事のうちは上司や先輩から言われて嫌な言葉
「体調管理も仕事のうち」と言われたら勤務時間外も干渉されているような押し付け感がありますよね。
体調管理はいつ行うのかといえば主に仕事以外の食事や睡眠、運動といったプライベートな時間です。アスリートなどはともかく、多くの人は私生活を充実させるために仕事をしているのであって、決して仕事のために私生活を営んでいるわけではありません。
何故体調を崩したかその理由も聞かずに頭ごなしにそんな言葉を浴びせられれば腹が立ちます。そういう上司や先輩だった過去には体調不良で仕事に支障をきたした経験があるはずです。
「体調管理も仕事のうち」というのは昔からの定番フレーズなので、上司や先輩はあまり深く考えずに発言している可能性があります。とくに20代前半の若い部下へは、まだ学生気分が抜けていないのではないかという皮肉を込めている場合もあります。
ですが言われて気持ちの良い言葉ではないのに変わりはありません。
体調が悪い時に気分の良い人は存在しません。気持ち悪かったり、ツラかったりで心がネガティブな状態で参っている時にそんな説教じみたことを言われて納得するわけありませんよね。
仕事のうちならその分の対価をくれ
実際に「体調管理も仕事のうち」と言われると反射的に思ってしまうのが、体調管理が仕事の範疇に入るならその分の給料をくれないと筋が通らないだろという意見。
昭和の時代はいざ知らず仕事は仕事、プライベートはプライベートではっきり区別するのが今の風潮ですし、そのほうが仕事の効率もアップします。
仕事に全力で取り組んでいるのに、プライベートまで仕事に差し出せと言われているとやる気は一気に失せてしまいます。
給料を出さないのに義務感を植え付けられているようで、何かにつけ反発、反抗してしまう若い世代なら無理もありません。たとえ物わかりの良い性格であってもモヤモヤしてしまうのでないでしょうか。
体調管理と仕事を結び付けられるのは理不尽ですし感情的に反発するのは当然です。
ですが「体調管理も仕事のうち」の意味は「体調管理も仕事にしろ」ではありません。
体調に気を付けるのは業務に支障をきたすのは好ましくないから
言われた側はプライベートの過ごし方まで干渉されるようで気分が悪くなりますが、上司や会社側としては体調不良で業務に支障が出てしまうのが困るわけです。
なので高いパフォーマンスを発揮できような状態でいてほしいと思っているので、自分から体調を悪くするような生活は好ましくないと考えています。
「体調管理も仕事のうち」とは不可抗力で体調を崩してしまった場合は仕方がないけれど、深酒や夜更かしなどは慎んで自分で管理できる範囲はきちんとして、というニュアンスが含まれています。
実際に体調が悪くなったらキチンと休むべきです。避けられない原因で体調を崩したら堂々と休んでください。
もし体調不良の原因が私生活の乱れに原因があると自覚しているなら、自分に落ち度があるので「体調管理も仕事のうち」と言われてしまっても反論の余地はありません。
誰だってどんなに気を付けていても病気になる時にはなります。体調不良といっても不可抗力でなってしまったのと、だらしない生活が原因だった場合では周囲からの見られ方は全く違ってきます。
体調を崩して良いことはない
職場で体調が悪そうにしていても誰も同情してくれません。「大変そうだね」と声を掛けられてもその裏には多少の侮蔑が含まれていると思っておいた方が良いでしょう。
上司は仕事の成果に悪影響が出ると思いますし、同僚はその分自分に余計な仕事がまわってくるかもと迷惑に思うものです。
更にはサボりたくて体調不良を訴えているのかと勘繰られる可能性もあり、最悪の場合職場で孤立します。社会人を何年か経験していればわかりますが、会社を休んでばかりいると「またか」というような諦めの気持ちを持たれてしまいます。
休み癖のついている人の評価は限りなく低いと考えて間違いありません。周囲からは評価されないどころか、だらしない人間というレッテルを貼られてしまいます。
もちろん本当に虚弱体質だったり持病があるなら、ちゃんと周りに告知して理解を得ておかないと誤解されてしまいます。
体調を崩すことで業務に悪影響出ることで会社も損をしていますが、それよりもっと損をしているのは自分自身です。
ついついお酒を飲みすぎてしまいがちな人は普段から対策をしておきましょう。
【飲みすぎちゃう人へ】 二日酔いにならないための予防対策
体調管理の一丁目一番地は睡眠
体調を整えるのに重要なのは睡眠です。よって寝てない自慢は言語道断。睡眠不足で体調の良い人はこの世に存在しません。
世間には睡眠をナメている人が予想以上に多くいて驚きます。たかが睡眠と思っていると後々取返しの付かないことになること請け合いです。年齢を重ねると若い時の睡眠不足のツケがまわってきます。
寝るといってもただ長時間寝ればよいというワケではありません。質の良い睡眠をキチンととれているかが問題です。
十分な睡眠時間も必要ですが深く眠れているかどうか、これらが睡眠の質を決定します。
関連記事:睡眠の質を高めるコツ 睡眠負債を溜めないための本気の裏技
睡眠の質を高めるには巷で散々言われているように適度な運動や暴飲暴食を避けるといったことが上げられますが、実際に生活するにあたってなかなか実行できませんし、やったとしても継続するのは困難ですよね。
そこでCBDオイルを活用すれば手軽に深い睡眠が得られます。CBDとはカンナジビオールといって大麻草由来の成分の一つです。
大麻というとドキッとするかもしれませんが、CBDには違法性もなく厚生労働省にも認められているので安心してください。
一般的に知られている大麻はTHCという成分を指しますがCBDは精神作用も依存性もなく、むしろ抗酸化作用や抗炎症作用、鎮静作用などの効果が確認されています。
公式サイト:ヘンプメッズ(RSHO-X)
寝る前に舌下に垂らすだけなので面倒な準備がないので簡単に毎日の習慣にできます。
無条件な体調管理も仕事のうちはパワハラ
体調不良には自己責任である場合と不可抗力である場合があり、後者ならその責任は本人にはありません。
ですがその原因をはっきりさせずになんでもかんでも「体調管理も仕事のうち」というのは単なるパワハラです。
もし上司や同僚がそのように決まり文句のように言ってきたら、深刻に受け取る必要はありません。日頃からパワハラ体質で無視できない、精神的に病みそうと思うなら転職を視野に入れるべきです。会社全体でそのような風潮であれば尚更です。
関連記事:思い立ったが吉日 とりあえず転職サイトに登録しよう
パワハラ気質の上司に会社辞めますなんて絶対に言い出せないという人は退職代行サービスを利用しましょう。自分で申し出ないで代行を使うなんてと躊躇う必要はまったくありません。
迷っていると時間だけが過ぎていきます。パワハラを受け続けると精神的なダメージが蓄積して気が付いたら鬱状態になってしまうことも。そうなると元に戻るまで年単位の時間が必要ですし、あなたの人生の暗黒時代となります。
そうならないためにも退職代行で確実に辞めましょう。パワハラ気質の上司は「辞めちまえ」と言いながら、いざ退職を切り出すと会社に引き止めたがるタイプが多くいます。
しかもパワハラ気質なので強引に引き止められます。自分で退職を申し出ると受けなくてもいい精神的苦痛を余計に受けるハメになるのは退職代行を使ったほうが良い大きな理由です。
退職代行CLEARは東京都労働委員会認証の日本労働基準組合が運営しているので、法律に基づき合法的に退職が可能です。
退職届けの提出だけでなく未払い給料の請求や有休消化の申請など、自分で交渉しようと思ったらウンザリするような手続きも代行してくれます。
公式サイト:退職代行CLEAR(クリア)
また弁護士による退職代行と比べてコスパが良いのも特徴です。なるべく安く済ませたいですよね。最安値級で簡単に確実な退職がしたい人にとってはありがたいサービスです。
退職までは考えていないけど、パワハラに悩んでいてどうしたら良いのかわからないというのならカウンセリングを受けて解決策を見出してみましょう。自分が我慢すればよいと思うのは間違いです。
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