飲み会の翌日は這ってでも出社しろは理不尽なのか

二日酔いでも出社

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会社の飲み会って好きですか?最近の若い世代の人は会社の人との関係性をドライに捉えていることもあり会社の飲み会が苦手という人も結構いそうですね。

それでも実際に飲み会に参加してみれば上司や同僚との距離が縮まり、普段言えないことも言えちゃって思っていたより楽しかったりします。でも待っているのは翌日の「地獄の出社」。二日酔いで頭はガンガン、胃はムカムカ、それでも出社しなきゃいけない現実…。

「飲み会の翌日くらい休ませてよ〜」

若手社員のつぶやきに、ベテラン社員から飛んでくるのは

「甘えるな!飲み会翌日は這ってでも出社するもんだ!」

という鉄の掟。

この「飲み会翌日の出社問題」、実は世代間の価値観の違いがくっきり出る象徴的な問題なんです。若手にとっては「二日酔いは立派な体調不良」、ベテランにとっては「自己管理ができていない証拠」。

今回はこの「飲み会翌日は休んでもいいのか問題」について、現代の働き方における位置づけを考えてみたいと思います。

這ってでも来いvs休む権利

怖くて苦手だった上司もお酒が入ればとっつきやすく、実はとても気さくな人だった。会社での居心地も良くなりそうだし、結構うれしい発見だったりします。お酒も美味しく感じられ、楽しい時間を過ごせました。

でも昨日は少々飲みすぎて今朝は二日酔いで気持ち悪い。そこで仕事を休む連絡を入れると、昨日は親しくなれたと思っていた上司からは「自己管理がなっていない!二日酔いは体調不良に入らない!這ってでも会社に来い!!」という無慈悲なことばが返ってきたりします。

二日酔いの朝

昨日の飲み会でのフレンドリーな感じは何だったんだ?別人だったのかと思ってしまうほど以前の怖い上司に逆戻りしていて、体調が悪いと訴えているにもかかわらず「無理をしてでも出社しろ」などと理不尽なことを言ってきます。

体調が悪ければ仕事を休むのは当然の権利なのにそれが認められないのはパワハラだろと怒り心頭に思うかもしれませんが、ベテラン社員と若い世代の認識の違いが溝を作り出しています。

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飲み会の次の日に欠勤してはいけない理由

若い世代には納得いかないかもしれませんが、飲み会の次の日はたとえ酷い二日酔いでも出社した方が絶対いいです。

というか休んでしまうとあなたが思っている以上に自分の評価にダメージを被ります。

ベテラン社員は若い世代が嫌悪する「我慢」「根性」「忍耐」という非合理的な精神論が大好きです。

二日酔いになった姿を見て自己管理がなっていないと冷たい目を向ける人もいます。ですが中には昔苦しい思いをして頑張って出社した経験を持った上司だったりすると「ツラいのによく来た」と変な評価をしてくれる場合もあります。

ポイント
飲み会の次の日は出社しているだけでアピールとなります。

たとえ仕事が捗らなくてもそんなことは問題外。本当は休みたいほど苦しいのに出社したというだけで責任感があると見てくれます。

二日酔い状態で出社

ベテラン社員が若手を評価するポイントのひとつに責任感があります。本当は二日酔いにならないようにお酒を飲むのが責任感なのですが、「とにかく出社する」という日本企業の悪しき価値観になぞらえると評価の対象になります。

いい換えると簡単に会社を休むのは無責任という考え方です。二日酔いだと仕事の効率が悪くなるからいっそのこと休んだ方が合理的という意見は一理ありますが、二日酔いになってしまったのは飲みすぎた自分の責任です。

乾杯!

病気にかかってしまうのは自分で完全に防ぐことはできず、不可抗力で発病してしまうことも多くあります。ですが二日酔いは自己責任と見なされます。

二日酔いは自己責任
強制されたのならともかく、飲みすぎは好きで飲んだ結果なのだからその責任は本人にあるので翌日気分が悪いから仕事を休むなんていう理屈はなかなか認められません。

二日酔いだからといって簡単に仕事を休めるとなると組織として機能不全になりかねません。チームで仕事をしているなら完全に致命傷になります。

近年は育休やリフレッシュ休暇など昭和の時代とは打って変わって休みが取りやすくなりましたが、二日酔いは休みを取る理由としては市民権を得ていません。

職場の文化や上司の理解度によりますが、まだまだズル休みと見なされるのが現状です。

注意
飲み会の翌日に会社を休むと簡単に評価を落とします!

自己管理ができていないという評価は学生時代には考えられない程、社会人にとっては致命的な烙印になります。

関連記事:人間関係は受け身でも上手くいく

強制的な飲み会は事前に了承を取り付ける

自分に合ったお酒の飲み方をするのは当然です。当然そこには飲まないという選択肢もあるはずなのですが、職場の雰囲気や関係性で断りづらいケースもあるでしょう。

強制的に参加させられた飲み会で、飲みたくもないお酒を強引に飲まされそれで二日酔いになったらやってられませんね。

たとえ強制的な飲み会であっても二日酔いで休むとなると白い目で見られるのは避けられないので要注意。

そのような場合は事前に翌日は午後から出社したり、途中で飲み会を退席する了承を上司に取り付けておくと自己防衛になります。その際「明日はちゃんと出社したいので」と付け加えると責任感があると思われます。

飲みすぎないよう気を付ける

もし認められなかったら立派なパワハラです。「おまえの酒量の限界なんか知らんもっと飲め、でも明日は絶対に遅れずに来い、休むなんてもってのほか」というような考えが許される時代ではありません。

ただし繰り返しますがあくまでも強制的に参加させられた飲み会に限ります。自ら喜び勇んで出席したら、自分からホイホイ来て調子に乗って飲みすぎただけとなるので注意。

関連記事:体調管理も仕事のうちはおかしいし納得いかない

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権利の使い方に気を付ける

近年働き方は急速に変化しています。在宅勤務や育児休暇、副業、ジョブ型雇用の普及などに伴って職場における権利の行使が以前と比べ容易になりました。

もちろん昔も権利は与えられていたのですが、それはほぼ建前上の話で実際には形式上の範囲に留まっているケースも多くありました。

現在でも、認められているはずの権利の使いやすさは社風や上司の理解度に依存しており、職場によっては行使が難しいケースもみられます。

権利

最近よく聞く退職代行なんかは退職の権利をスムーズに行使するために生まれたサービスですね。

関連記事:月曜日が怖いし会社に行きたくないのは甘え? 原因別対処法

ただし自主的に参加した飲み会の場合、権利があるからといって平然と有休休暇を取ると間違いなくひんしゅくを買います。

もしあなたが飲み会の翌日に権利なんだから当然とばかり有休を取った結果、周囲の人に仕事の負担が増えてしまったらどう思われるかは明らかです。

職場でのあなたへ注がれる視線は冷ややかになり、自分勝手な人間だと思われ今まで築いてきた信頼や人間関係が崩れてしまいます。

関連記事:好かれるコミュ障になるには 嫌われてしまう理由を教えます

注意
有休を取ること自体が悪いわけではなく権利の使い方に気を付けましょう。飲み会の次の日に会社に来たい人なんて基本的にいません。利己的な行動は厳禁です!

昨今は権利なんだからどんな状況でも使用してよいのは当たり前というような風潮が散見されますが、権利の使い方を間違えると自分勝手でわがままというレッテルを貼られてしまうので要注意です。

飲み会の次の日に欠勤するのは就業規則で禁止されないから良いとはなりません。ここを勘違いすると大ヤケドを負います。

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飲み会の翌日に会社を休まないための対策

飲み会の翌日に会社を休まない方が良いとはいえ、二日酔いの苦しんでるなか出社するのは考えただけでイヤなものですよね。

人間ラクな方に簡単に流されますから、実際に前日のお酒がまだ残ってこの世の終わりのような気分を味わっていれば、

「職場でどう思われようと関係ない」

「ひんしゅくを買おうがどうでもいい」

となって会社を休むことに躊躇いを感じなくなるものです。

そうならないためにも二日酔い対策をしておきましょう。

たとえ二日酔いになってしまったとしても、多少でも症状を軽くする工夫は無駄ではありません。

就寝前にアルコールを摂取すると睡眠が浅くなります。少しでも睡眠の質を上げる努力をしておきましょう。お酒を飲んだ時だけでなく毎朝の目覚めがよいと普段の生活の質もあがります。

関連記事:睡眠の質を高めるコツ 睡眠負債を溜めないための本気の裏技

飲んでる最中に水を飲む

いわゆるチェイサーとかやわらぎ水というやつです。悪酔いしないための基本中の基本です。

みんながアルコールを注文している中でノンアルコールを頼もうとすると機嫌を損ねる時代錯誤ともいえる上司がいるかもしれません。

そんなときは最初みんなと同じようにアルコールで乾杯した後にチェイサーを注文しましょう。そこで文句を言ってくる人間はほぼいません。

もちろん最初からノンアルコールを選べる雰囲気の飲み会なら遠慮する必要はありません。

ゆっくり飲む

これも基本中の基本です。飲むペースが早いと二日酔いになってしまう確率は確実に上がります。

アルコールの摂取量も結果的に増えてしまい碌な結果になりません。

更に言うと同じアルコール摂取量でも早く飲むよりゆっくり飲んだ方が二日酔いになるリスクは遥かに下がります。

チェイサーと交互にお酒をゆっくり飲めば翌日の心配をしなくて済みます。

飲みの場が盛り上がってペースが上がっていると感じたら、トイレに立った時に落ち着いて冷静になりましょう。

トイレに行ったら冷静に!
知らず知らずのうちに結構な勢いで飲んでしまっている場合、トイレで我に返るのは経験上けっこう有効な方法です。

席に戻ったらペースを落とし、しばらくはチェイサーなどノンアルコール飲料で過ごします。

サプリメントの摂取

二日酔いに効く成分としてウコンやタウリン、オルニチンなどがあります。飲酒前に摂取しておくと効果的です。

注目!
飲みすぎないようにしようと思っていても自制が効かない自覚があるならサプリメントの利用は有効です。

しじみエキスWのオルニチン

しじみエキスWのオルニチンは100年以上前からつくられている日本最古のサプリメントともいわれています。国産天然しじみだけを煮詰めて抽出しており必須アミノ酸やビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。

二日酔い予防に留まらず、朝スッキリと目覚められる効果もあります。

アマゾンでも購入可能ですが送料も発生するので公式サイトからの購入がお得です。飲み会の時だけ摂取するなら定期ではなく単発購入したほうが費用も抑えられます。

公式サイト:しじみエキスのオルニチンで翌日の二日酔いの心配無し

スパリブ(SUPALIV)

知っている人は知っている人気サプリです。

スパリブはアルコールが体内で代謝される際に生成される有害物質アセトアルデヒドを中和する成分を含んでおり、二日酔いの症状を軽減する助けになります。

多くの二日酔い予防サプリの摂取タイミングが飲酒前であるのに対し、スパリブは飲酒前だけでなく飲酒中や飲酒後でもOK。

つい飲み忘れてしまっても気付いた時点で摂取すれば効果があるのはスパリブの大きなメリットです。

ドラッグストアやファミリーマートで取り扱いがありますが、在庫切れになっていることも多く公式サイトでの購入が確実です。

さらに公式サイトだと割引きもあります。

公式サイト:ウコンに満足できない方へ【スパリブ】

まとめ

飲み会の翌日はたとえ二日酔いでも、なんとかして出社すべきという考え方は昭和の価値観そのものといった感じです。

ただ出社しただけで上司の覚えがめでたくなるなんて決して公平な評価とはいえませんよね。

特に若い世代の人は何事も合理的であり、且つ自分の権利を阻まれることを極端に嫌う傾向があります。

ですがその権利の使いどころを間違えると周囲との軋轢を生む結果になることもままあります。

特に価値観に違いがある世代からは理解を得られることは難しく、若い世代との接し方に苦労しているベテラン世代の堪忍袋の緒を切る決定打になりかねません。

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