米沢 上杉家ゆかりの地を観光

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上杉家ゆかりの米沢へ観光とステーキを食べに1泊旅行に行ってきましたのでレポートします。

山形県には学生時代にスキーでしか行った経験がなく、米沢は東京から新幹線で2時間ちょっとで行けるのと上杉家に興味があったので以前から行ってみたい候補地になっていました。

米沢といえば上杉家ですが

山形県の米沢は江戸時代には上杉家の所領でした。安土桃山時代までは伊達家の領地でしたが、その後蒲生家が入り次いで会津に入府した上杉景勝に伴い直江兼続が米沢へ入りました。

慶長5年(1600年)の関ヶ原合戦後に上杉家は米沢藩30万石に減封されています。途中跡継ぎ問題で半分の15万石に減らされましたが幕末まで続きました。

よって米沢の観光アピールのポイントは上杉家となり、名物としては米沢牛がメインです。

因みに上杉家の祖として謙信を前面に出している感がありましたが、謙信の時代は上杉家は越後(新潟)にいたので、米沢と直接には関係ありません。

米沢のアピールポイント
・上杉家
・米沢牛

米沢の名所旧跡はほとんど上杉家に関しているものばかりです。

食べ物として有名なのは米沢牛のほかに鯉、ラーメン、そば、棒鱈煮、伝統野菜であるうこぎなどがあります。また山形名物と枠を広げると芋煮、玉こんにゃく、冷や汁、あとは山形はフルーツ王国です。

今回は旅先で自由に使える予算のほとんどを米沢牛が占めました。

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米沢の観光スポットとステーキ

ちょうどお昼に米沢に到着。米沢駅のホームには牛のモニュメントがあります。並んで写真撮影をする観光客がちらほらいました。

米沢駅牛のモニュメント
今回訪れた観光スポットとレストラン
・宮坂考古館
・ステーキハウス東洋館
・堂森(堂森善光寺、無苦庵跡、慶次清水、月見平)
・春日山林泉寺
・旧米沢高等工業学校本館
・グルメ小僧万吉
・松岬神社
・上杉神社
・伝国の杜
・上杉家廟所
・東光の酒蔵
・ステーキハウスオルガン

駅前はロータリーになっています。街の中心部は駅前の道を進み川を渡ったところですが、ごちゃごちゃしている感じはしません。

米沢駅

宮坂考古館

まずは駅から徒歩で5分ほどの宮坂考古館へ。上杉謙信、景勝、直江兼続、前田慶次の甲冑が展示されています。残念ながら館内は撮影禁止。

宮坂考古館

ステーキハウス東洋館

その後駅まで戻り、ロータリーを渡ってすぐのステーキ東洋館で昼食。ちょっとケチって米沢牛ではなく山形県産牛のステーキ。

ステーキ東洋館

堂森

昼食後は駅の反対側にある前田慶次ゆかりの地である堂森へ。バスで行けるのかわからなかったのと、腹ごしらえに歩くことに。米沢駅では慶次推しらしい。

30分ほど歩くと小山が見えてきます。あの麓に堂森善光寺があります。

堂森善光寺は真言宗のお寺で平安時代の創建。

堂森善光寺

慶次の供養塔があります。

前田慶次供養塔

兜むくりなるモニュメントも。

兜むくり

慶次が力試しをしたと伝えられる力石。触るのはOKですが、持ち上げようとするのはNGとのこと。

前田慶次の力石

風情ある釣鐘。堂森善光寺は前田慶次ゆかりのお寺ではありますが、あまり商売っ気は感じられません。

慶次が晩年を過ごした無苦庵跡は民家になっており案内板があるだけでした。

無苦庵跡

慶次が生活用水として使ったとされる慶次清水。いまでは清水とは言えない状態ですが、当時はもっとキレイだったのでしょう。

慶次清水

次に慶次が月見をしたとされる月見平へ。

普通に登山道状態。

着いた。

月見平

春日山林泉寺

この後はまた徒歩で駅まで戻り、周遊バスで春日山林泉寺へ。この時は自分一人でしたが、ガイドさんから丁寧な説明を受けました。大河ドラマ『天地人』が放送された時はお堂に満員になるほど観光客が押し寄せたそうです。

春日山林泉寺

直江兼続とお船の方のお墓。

直江兼続の墓

林泉寺には上杉家の奥方が眠っています。

林泉寺

旧米沢高等工業学校本館

林泉寺のすぐ近所にある旧米沢高等工業学校本館。特に予約をしていなかったので内部の見学はせず外観のみ。この日の観光はここまで。

旧米沢高等工業学校本館

グルメ小僧万吉

一旦ホテルに入り、近所にあるグルメ小僧万吉で食事。昼にステーキを食べましたが、夕食もステーキ。こちらは米沢牛。

グルメ小僧万吉

岩塩を擦ってペッパーと一緒にすりつぶしたものを肉に掛けます。

残った岩塩はお土産にもらえます。

松岬神社

翌日はまず上杉神社の参道の途中にある松岬神社へ。上杉鷹山を祀っています。

松岬神社

上杉神社

続いて米沢城跡にある上杉神社へ。平日の午前中だからなのか人はまばら。

上杉神社

質素な感じは質実剛健な上杉家の家風を思わせます。

上杉神社

上杉謙信像。

上杉謙信像

『天地人』でおなじみの景勝と兼続。

伊達政宗誕生の地でもある米沢城跡。

伊達政宗誕生の地

上杉神社の宝物殿である稽照殿へ。館内は撮影禁止。

稽照殿

神社の敷地内には小高くなっている場所があり、謙信の遺骸は今の廟所へ移される前はこの碑の斜め前の場所に安置されていたそうです。

伝国の杜

更に上杉神社の隣にある博物館の伝国の杜へ。立派な建物です。

直江兼続の屋敷跡は案内板だけ。

伝国の杜と並んで上杉神社の並びに上杉伯爵邸があります。第14代当主茂憲の邸宅で米沢の郷土料理がいただけます。

上杉伯爵邸

ですがここはステーキのために節約して、お土産処などがある上杉城史苑横のラーメン屋でこの日初めての食事。

上杉家廟所

その後は歴代藩主の廟が並ぶ上杉家廟所へ。この奥へ進みます。静寂とした雰囲気でした。

上杉家廟所

謙信の遺骸は以前は米沢城に埋葬されていましたが、後にこちらへ移されました。

上杉家第二代景勝の廟。

景勝廟

こちらは名君の誉れ高い第十代治憲(鷹山)の廟。

鷹山廟

このように歴代藩主の廟が並んでいます。

上杉家廟所

東光の酒蔵

上杉家から離れて東光の酒蔵を見学。

東光の酒蔵

中は写真撮影OK。

東光の酒蔵

帳場。

酒造の様子が展示されています。

右側の白い扉と比べると大きさがわかります。

当時の生活の様子。

米沢の織物資料館である米織会館は見学せず外観だけ。

米織会館

ステーキハウスオルガン

ステーキハウスオルガンで遅い昼食。米沢で最後のステーキ。

店内には真空管を備えたオーディオ装置があります。このときはツィゴイネルワイゼンが流れていました。

新幹線では米沢牛をつかった松川弁当。

まとめ

米沢の市内観光は1日あれば十分です。米沢で温泉も楽しもうと思ったら米沢八湯と呼ばれる温泉地まで行く必要があります。赤湯まで足を伸ばすのもいいかもしれません。

お土産は米沢駅でも買えますが、上杉城史苑が充実しています。米沢牛を購入したいのなら黄木がおすすめです。

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