脂肪分が少なく、高タンパク低カロリーで筋トレやダイエット向きの食材として知られている鶏のささみ。
しかし鶏のささみを調理する際には筋取りという一手間かける作業が必要です。
最近は筋をあらかじめ取った状態で販売していることもありますが、通常は購入後に自分で処理することになりますので結構手間になりますよね。
ですが筋取りが面倒くさいという理由でてささみを敬遠している人がいたら、それはもったいないことです。
今回はささみの筋の取り方で個人的に一番簡単だと思っている方法をご紹介します。
高タンパクで低脂肪のヘルシー食品
冒頭でも書きましたが、ささみは良く知られているように高タンパクで低脂肪のためヘルシー食品として広く認知されています。
たんぱく質は筋肉を作り出すための大事な主成分なので不足すると筋肉量が減ってしまいます。アスリートやボディビルダーにとってささみは欠かせない食材です。
またたんぱく質は筋肉だけではなく、血液や骨の材料にもなりますのでアスリートだけではなく、一般の人も積極的に摂取したい栄養素ですね。
さらに低脂肪のためダイエットに適した食材と言えます。
他の肉と比べても低カロリー
ささみは肉類のなかでも低カロリーの食材です。
人間が食べるだけではなく、飼い犬にダイエット食として与えるのもおすすめです。
100gあたりおよそ105kcalほどです。
参考までに鶏肉での他の部位はおおよそ以下のとおりです。
鶏胸肉(皮なし)116kcal
鶏胸肉(皮つき)145kcal
鶏もも肉(皮なし)127kcal
鶏もも肉(皮つき)204kcal
簡単にささみの筋を取る方法
結構知れ渡っている方法なのでご存知の方も多いかと思います。
用意するもの

・まな板
・ティッシュペーパー
用意するものは上記の3点です。
実際の方法

まずとび出ている筋の端をフォークの歯の間に挟みます。
※フォークを写真とは逆向きに当てるやり方もありますが、好みでよいと思います。

筋を指で摘みますがこの時ヌルヌルすべるので、ティッシュペーパーを使うとしっかりと摘めます。キッチンペーパーだと厚みがありすぎて掴みにくいと思います。

あとは筋を引き抜くだけなのですが、コツとしては筋を持った手を引くだけではなく、フォークを肉に押し付けるとやりやすいです。その際、筋はしっかり持つ必要があります。

こんな感じで簡単に筋がきれいに取り除けます。最初にこの方法を試したときは取れっぷりが気持ちよかった。

写真はささみ5本ですが、これくらいだと1分ほどで筋取りができます。
うまく取れたものと身が裂けてしまったものとバラつきがでましたが、まあそこはご愛嬌で。
他には包丁で切り込みを入れて取ったり、フォークの代わりに割り箸を使うなどの方法がありますが、私としてはフォークを使うやり方が特別なテクニックも不要で一番簡単でした。
またこの方法だと肉にあまり触らないので手の温度で温まりませんし、衛生的でもあります。
包丁を使わないので手を切る心配もありません。
もし知らなかった方がいましたら参考にしてください。