明治大学博物館で処刑・拷問器具を見学

明治大学博物館9

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ちょっとグロテスクな趣味かもしれませんが、処刑器具が見られるということで明治大学博物館に行ってきました。

博物館は無料で見学できる

明治大学博物館はJR御茶ノ水駅から徒歩5分の明治大学駿河台キャンパスのアカデミーコモン内にあります。駅から神保町へ楽器店が並ぶ明大通りを進むだけなのでわかりやすいです。地下鉄神保町からも徒歩圏内です。

明治大学の学生や関係者ではなくとも、だれでも無料で入館することができます。どうでもいいことですが、わたしも明大OBではありません。

平成16年に創設だそうです。明治大学ということで古くからあるのかと思っていましたが、結構新しいんですね。

アカデミーコモンに入ると案内板があります。私が訪れたのは日曜日だったのでほとんど人はいませんでした。

阿久悠記念館なんてのもあるんですね。しかし今回は時間がなかったのでパスしました。

展示室へは階段を降りていきます。ここからミュージアムっぽい雰囲気になります。

このミュージアムには大きく分けて3部門の展示があります。

・「商品部門」高度経済成長期の漆器、陶磁器、染色品などを扱っている。

・「考古部門」旧石器時代から古墳時代の出土品を展示している。

・「刑事部門」前近代の処罰、処刑、拷問具を展示している。

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商品部門

まずは商品部門から。

正直なところ、この辺はあまり興味がないのでさっと見ただけでした。

考古部門

あと考古部門もどうも…歴史は好きなのですが古墳時代と言われるとピンときません。

銅鐸ですね。

これらは青銅器製の武器です。

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刑事部門

そして最も異彩を放っているのは刑事部門ですが、非人道的な当時の諸道具を知ることで人権尊重の理解を深めることを目的としているそうです。

まずは時代劇でおなじみの十手です。

さらし首をのせる獄門台。

鋸引仕置き。写真ではわかりにくいですが俵の後ろにのこぎりが立てかけてありました。

映画やドラマでおなじみ?の磔柱。ちなみに写真は男性用で、女性用は下の横柱がなく十字型だそうです。

釣責めという拷問に使われました。

火あぶりに使われていた火柱。

明治時代に絞首刑の際に使用された絞罪柱。囚人の苦痛が大きくわずか数年しか使われなかったそうです。

説明不要のギロチン。迫力あります。死刑囚に苦痛を与えないために考え出されたといわれていますが、見た目のインパクトがあるのでかなりの恐怖感があります。

ニュルンベルクの鉄の処女またはアイアンメイデン。内側に針があり中に閉じ込められた人の体に傷をつけるしくみですが、実際には針はなく恥辱を与えるためのものとも言われています。

無料でこれだけの展示物を見学できるとは!是非おすすめです。

明治大学博物館

住所:〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階

TEL:03-3296-4448

開館時間:10:00~17:00

休館日:要問合せ  夏季冬季と臨時で休館日があるそうです。

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