目黒天空庭園は首都高速道路大橋ジャンクションの上に作られた珍しい公園です。
新たな公園を作るにも都心部にはもはや土地は余っていません。そこで高速道路の上に公園を作ってしまうという画期的なアイデアでグッドデザイン賞や国土交通大臣賞を受賞したそうです。
目黒天空庭園へのアクセス
東急田園都市線の池尻大橋駅から徒歩3分。
池尻大橋駅の東口が目黒天空庭園まで一番近い出口となります。

上記のグーグルマップよりもう少しシンプルな行き方をご紹介します。国道246号、通称玉川通りを渋谷方面に少し歩くと目黒川を渡ります。

川沿いに庭園が見えてきます。奥のカーブをえがいている建物が庭園です。

目黒天空庭園内を散策
入り口は何か所かあります。入場料は無料。

エレベーターで一気に庭園へ。

庭園内には所々にベンチが設置されており憩いの場となっています。この日は休日とあってか小さな子供を連れた家族連れや犬の散歩に来ている人がいました。

晴れていると気持ちの良いスポットですが、庭園内には日陰になるような場所があまりないので真夏はちょっとツライかも。

目の前におもいっきり周りの景色が広がるようなつくりにはなっていません。天空庭園の名のとおり空が主役といった感じです。

目黒天空庭園はループ状の形をしていますが、円が繋がっているわけではないのでぐるっと一周することはできません。

この写真を見ると高速道路のジャンクションの上に作られたことがわかりますが、実際に庭園内を歩いても振動などはなく、その下を車が走っていることは実感できません。

写真からはわかりにくいのですが、ループ状の庭園内は緩い傾斜になっています。

庭園の周辺にはタワーマンションがそびえています。芸能人が住んでいそうなクロスエアタワー。

隣接する2つのタワーマンションと庭園はそれぞれ繋がっています。こちらは管理棟横のプリズムタワーと庭園の通路。

庭園内の数少ない日陰になる場所の東屋。

畑や花を植えてあるところも。この日も数人の女性が作業をしていました。

庭園とクロスエアタワーを結ぶ通路から地上を見下ろせます。スマホをかざす手が映り込んでしまってますが、このアングルだと庭園が地上より結構高い場所にあることを実感できます。

ループの端部分の奥の庭。高速道路に挟まれたなかなか独特な眺めです。

庭園の内側はオーパス夢ひろばというグランドになっています。この日もフットサルをする子どもたちがいました。高い壁が圧倒的です。

庭園に隣接しているタワーマンションの下にはスーパーがあります。

まとめ
庭園内には飲み物の自動販売機はありますが、飲食店はありません。食べ物の持ち込みは禁止されていないので、必要ならば周辺のお店で購入することになります。トイレは管理棟とオーパス夢ひろばにあり清潔に保たれていました。
腰を下ろさず見物するだけだと30分もあれば十分です。園内は緩い段差の階段もありますが、脇にスロープ状の小道もありバリアフリー対策が施されています。
廻りに飲食店がさほど多くあるわけではないので、田園都市線で一駅の三軒茶屋か歩いて中目黒まで出るのが便利です。