マスコミはカジノ法案に反対ありき

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カジノ法案が成立したことにより日本でもカジノを含む統合型リゾート施設が合法化されることになりそうです。

ですがテレビや新聞などのニュースではカジノのデメリットばかり取り上げられ、一般大衆の不安を煽るような論調ばかりが目につきます。

さすがにネットの記事ではもう少し多角的な視点での意見も散見されますが、ニュースはテレビと新聞がほぼすべての高齢者にはカジノ法案は悪いモノという印象が植え付けられていそうです。

カジノ法案とは

カジノ法案という名称で多くの誤解を招いているのですが、正式には「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律」、または「IR実施法」と呼ばれます。

IRとはIntegrated Resortつまり統合型リゾートの意味で、ホテル、ショッピングモールやレストランなどの商業施設、劇場や映画館、会議場、展示場など集まった複合的な施設でカジノはその中のほんの一部でしかありません。

なので別にカジノ法案といってもカジノを作るためだけが目的の法律ではありません。

ニュースではカジノ解禁などという言葉を目にしますが、それだとちょっとニュアンスが違ってきます。マスコミをはじめとする反対派の意図的なネガティブキャンペーンといえます。

IR=統合型リゾート
・ホテル
・ショッピングモール、レストラン
・劇場、映画館
・会議場
・展示場
・カジノ
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カジノ法案の目的

上記のとおりカジノ法案の目的は単にカジノの建設というわけではありません。

観光産業の振興のために統合型リゾート施設を建設して観光客を誘致し、適切に管理運営することです。

テレビをはじめとするニュースではサラッと触れるだけなので、IR=カジノではないのですがそのイメージが先行してしまい、視聴者の受ける印象をミスリードしている感があります。

IRにおいてカジノでの収益の割合が大きいのは事実

但し、IR全体の収益のうちカジノによる割合が多いのは事実です。アクセンチュアによるとマカオではカジノの収益がIR全体の約2/3を占め、同じくシンガポールでは約半分、ラスベガスでは1/3となっています。集客数や売り上げ額など条件がそれぞれ異なりますが、IRにおいてカジノの収益が大きな割合を占めているのは共通しています。

因みに法令ではカジノの床面積はIR全体の3%以下と定められています。

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カジノ法案のメリット

揉めているカジノ法案ですが、メリットとしては以下の点が上げられます。

カジノ法案のメリット

・経済効果
・雇用の創出
・地域の活性化

経済効果

IRによる経済効果の試算は莫大で、年間で兆単位の売上げが期待できるとされています。日本は巨大な市場規模をを誇り、その経済効果は計り知れません。

そして消費が増加するに伴い、税収がアップします。税収が増加すれば社会保障制度が充実します。カジノ法案賛成派の最大の目的はこの税収アップにあるといえそうです。

但しそのような売上げをあげるためには、カジノは富裕層をターゲットとする必要がありますが、最近ではその富裕層の数に対してカジノの数が増えすぎているとされています。それぞれのカジノで富裕層の取り合いとなって、その結果マカオやシンガポールでは高額カジノが減少傾向にあります。

富裕層いわゆるVIPに頼ったビジネスモデルは通用しなくなりつつあります。

雇用の創出

IRは広大な敷地に宿泊や飲食をはじめとする様々な施設があるため、大量の人員が必要となります。そのため数千から万単位の雇用が見込めます。

雇用の増加が景気回復につながることが期待されます。

地域の活性化

IRをつくることによって様々なインフラが整備されていきます。それはその地域の活性化にもなります。

またIRを訪れた観光客は周辺地域でも消費活動を行うため、その地域にも経済効果の恩恵が見込めます。

カジノ法案のデメリット

IRに反対する意見の多くは長らく違法とされてきたカジノに対するアレルギーでしょう。反対している政治家や地元の有力者にはもっと違う理由がありそうですが。

カジノ法案のデメリット

・治安の悪化
・ギャンブル依存症の増加
・マネーロンダリング

治安の悪化

外国人観光客の増加やカジノには反社会的勢力が関わるといったイメージにより治安の悪化が懸念されています。最近は経済力のある半グレもいますし、必ずカジノに接近すると思われます。

カジノは深夜まで営業していますので、この点についたはしっかりとした法整備や運営・管理体制が求められます。

ギャンブル依存症の増加

カジノにハマってギャンブル依存症になる人が増えるのではといわれています。

実は日本はギャンブル依存症がすでに蔓延しているともいわれ、国による対策が急がれている状態です。すでにパチンコ、パチスロ、競馬、競輪、競艇、宝くじ、サッカーくじ、ロトなどギャンブルだらけです。

またカジノは主に経済的に余裕のある外国人観光客がターゲットです。更にIRの成功のカギを握っているのが極少数の超富裕層と言われています。従来のIRのビジネスモデルで考えたら、身も蓋もないですが低所得者はオマケです。

一応日本人によるカジノへの入場は週3回、月に10回など制限され、更にマイナンバーカードの提示が実施されます。

マネーロンダリング

反社会的勢力の資金源や金銭洗浄に利用される恐れが懸念されています。

ですがIRでの動いたお金が地下に潜って反社会的勢力の資金になることは考えにくいです。しっかり管理された下では闇社会へお金は流れにくくなります。

カジノの合法化している国では闇社会への資金流出阻止につながると考えられています。

マスコミはカジノ法案に反対

冒頭でも少し書きましたが、マスコミは国民がIRと聞いて真っ先に思い浮かべるのがカジノという印象操作をしているように思えてなりません。

なぜマスコミはこんなにカジノ法案に否定的なのでしょうか?そこには未知のものに対する嫌悪感や恐怖といった人間が本質的に持っている感情に訴えて、カジノ法案反対の世論を形成しようとしている意図が見え隠れしているようです、と言ったら穿ち過ぎでしょうか。

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