上高地は登山口であり観光地
先日登山で上高地を通過した際に嘉門次小屋でイワナを食べてきました。
上高地は登山だけではなく観光地、避暑地として訪れる人も多い有名なスポットです。
梓川のほとりから雄大な穂高の眺めを満喫できます。
明神地区へ
嘉門次小屋はその上高地から梓川沿いに1時間ほど歩いた明神地区にあります。
道はこんな感じなのでスニーカーや歩きやすい靴であれば大丈夫です。
※山の中なので急なにわか雨に会う可能性もあります。本格的なレインウェアまでいかなくとも、折りたたみの傘かビニールの雨ガッパくらいは用意したほうがよいでしょう。

明神館という食堂兼宿泊施設があるので、そこで川の方へ向かい橋を渡ります。
ここから人がまばらになり、あきらかに上高地と比べると静かになります。
この建物が明神館です。ここの前を横切っていくと橋が見えてきます。


橋を渡り少し上高地へ戻る方向へ進むと見えてきます。

明神池・穂高神社の標識に沿って進むと嘉門次小屋が見えてきます。

ようやく嘉門次小屋へ
この嘉門次小屋は1880年に建てられた歴史のある山小屋です。
現在の当主で4代目だそうです。
すぐ隣には穂高神社奥宮があり、拝観料を払えば明神池を見物できます。

お昼にはまだ時間があったのでお客さんは他にいませんでした。

イワナの塩焼きや骨酒が有名ですが、蕎麦やおでんもあります。
他にもチーズの燻製やおしるこ、ケーキなどもあり結構メニューが充実しています。
席に座りメニューとテーブル番号を伝えてオーダー完了です。
外から見えるところに囲炉裏があり、ここでイワナの塩焼きを焼いています。

イワナが来ました。香ばしい香りがたまりません。

しっかり火がとおっているのでアタマからしっぽまで骨ごとすべて食べられます。
臭みはなく塩加減がちょうど良く美味しい!
旅館の食事などで提供される場合は結構冷めてしまっている場合が多いのですが、ホクホクと暖かくいただけます。
このときはビールを飲みましたが骨酒も飲めば良かった。次に来た時には注文しようと思います。
あとチーズの燻製も気になりました。
小屋の前の池には生簀があり、その中にイワナがたくさんいました。
よく見ると生簀の外で池の中を自由に泳ぎまわっているのも何匹がいました。
うまく逃げ出して食べられる運命を逃れたか。

池の写真をキチンと撮らなかった。
この嘉門次小屋は宿泊もできます。その際にはやはり夕食にイワナの塩焼きが出るそうです。
上高地へは来たときとは対岸の道を歩きました。
こちら側はあまり人はおらず静かな雰囲気の中、上高地まで戻りました。
どちらの道も基本的に川に沿っているので、歩く時間はほとんど変わりはありませんし、道に迷うこともありません。

上高地には登山でまた来る機会もありますので、その際は非是再訪したいと思います。
登山目的でなくても上高地へは普通に観光に来ている人もたくさんいます。もし時間と片道1時間ほど歩く体力気力があれば是非訪れる価値はあると思います。
公共交通機関は松本他からバスが出ています。