岐阜かがみがはら航空宇宙博物館は航空機や宇宙開発に関する展示物を見学したり、シミュレーター体験を楽しむことができる施設です。
1996年に「かがみがはら航空宇宙博物館」としてオープンし、2005年に「かがみはら航空宇宙科学博物館」に改称しました。その後2018年にリニューアルオープンし名称も現在の「岐阜かがみがはら航空宇宙博物館」となりました。
岐阜かがみがはら航空宇宙博物館の情報

中学生以下は無料なのは小さなお子さんがいる家族で訪れる場合は助かりますね。
開館時間 | 平日10:00~17:00 土日祝10:00~18:00 最終入館 閉館の30分前 |
休館日 | 第一火曜日 休日の場合は翌平日、年末年始 ※臨時休館あり |
入館料 | 大人800円、高校生と60歳以上500円、中学生以下無料 20名以上の団体や障がい者手帳の提示の場合は割引きあり |
アクセス
公共交通機関
名鉄各務原線 各務原市役所前からふれあいバスで航空宇宙科学博物館停留所で下車。1乗車につき100円。またふた駅隣の三柿野駅からもバスが出ていますが、いずれも本数が少ないです。
私はもたもたしていたらバスが出てしまい、40分以上歩く羽目になりました。
自動車
東海北陸自動車道岐阜各務原インターチェンジから約7キロ。約550台収容の駐車場は無料です。
電車とバスで訪れるよりも車のほうが便利です。
屋外には航空機や子ども向け遊具が展示
敷地に入ると実機が数機展示されています。

また子ども向けの遊具も設置されていました。

屋内展示場
1階は航空関連、2階は宇宙開発関連の実機や資料が展示されています。
1階 航空関連エリア
まずはライト兄弟が開発したライトフライヤーと乙式一型偵察機(サルムソン2A-2)がお出迎え。写真は上の見切れているのがライトフライヤー、下が乙式一型偵察機。(いずれも模型)

世界で唯一現存する日本陸軍三式戦闘機二型「飛燕」。

ゼロ戦初号機。(模型)

一番広いスペースの展示場には戦後の航空機開発の歩みを年代別に並べた実機とともに紹介しています。


こちらはブルーインパルスに採用された三菱T-2.

上から見下ろすとなかなかの眺め。

子どもも大人も喜びそうな操縦体験コーナーもあります。このようなシミュレーションは他にも旅客機やヘリコプターなどもあります。

2階 宇宙関連エリア
2階に上がると宇宙関連の紹介となっています。


こちらは宇宙空間での有人実験施設「きぼう」(模型)。

きぼうの内部の様子。


火星表面を無人で探索する「キュリオシティ」。

施設情報
館内にはキッズルームや授乳室が設けられており、入場チケットが無くても利用可能です。またベビーカーの貸し出しもあります。
館内はバリアフリー構造となっており、貸し出し用の車椅子が用意されています。盲導犬、介助犬は入館できます。もちろん多目的トイレも設備されています。
コインロッカーは100円玉が戻ってくるタイプでした。
入り口の横に食堂があり、個性的なメニューが並んでいます。

岐阜かがみがはら航空宇宙博物館は子供連れの家族や障がい者にもやさしい観光施設でした。正直に言って公共交通機関だとアクセスが便利とは言い切れません。ですが普段めったに目にすることのない航空機が目前に並んでいる光景は迫力があり、一見の価値があります。