新型コロナウイルス蔓延でインフルエンザ減少

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新型コロナウイルスがどこまで猛威をふるい続けるのか、2020年3月の時点ではまだ予測もつかない状態です。

専門家の話でも数か月で収まるという人から、1年以上かかるかもしれないという意見もあり、誰のどの話を信じてよいのかわかりません。

そんな中、コロナウイルスに罹患しない予防法として世間ではマスクの着用とともに手洗いうがいが徹底されているようで、例年よりインフルエンザの患者数が少ないそうです。

皮肉にも新型コロナウイルスの世界的な蔓延がインフルエンザの予防につながっている現象になっているようです。

新型コロナウイルスの蔓延

新型コロナウイルスは2019年11月に中国の武漢で発生が確認されました。年末にニュースになり始め、年が明けてからはその感染が日に日に拡大していく模様が報道されました。

社会派ブロガーのちきりんさんは結構早い段階でこのようにつぶやいています。残念ながらその悪い予感は当たってしまいました。

感染者や亡くなる方も日々増加し、各地でイベントが中止されたり外出、余暇の自粛が求められています。経済的な損失は下手をしたら日本経済を揺るがすほどの額になる可能性が予想されますが、もはやそのようなことは言っていられない段階に来ていることを意味しています。当たり前のことですがお金より人命です。

初めのうちは「まさかね」と思っていた東京オリンピックの中止も少しずつ現実味を帯びてきたようです。※結果的にはご存じのように様々な制限を設けて無事開催できました。

真偽は不明ながらアメリカではインフルエンザで1万人以上の方が亡くなっていますが、実はその多くが新型コロナウイルスの感染者なのではという見方もあるようです。

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手洗いうがいの徹底でインフルエンザ患者が減少

新型コロナウイルスの拡大によって、世間の人々に感染予防の意識が広がっています。手洗いうがいの実行が徹底され、その結果インフルエンザの疾患数が減っているとのことです。

国立感染症研究所によると2020年ののインフルエンザ患者数は過去10年で最低の数字で去年と比べても3分の1程度とのことです。

インフルエンザについては毎年恒例のごとくニュースや情報番組などテレビをはじめ様々なメディアで、感染予防には手洗いうがいが最も手軽で効果的な方法と繰り返し紹介されています。にも関わらず患者数が例年より少ないというデータは、以前から徹底する余地があった事実を表しています。

このツイートのお医者さんの言うとおり、手洗いしてない人は世の中に多かったんですね。普段から多くの人が手洗いうがいを習慣づけて行っていけば、医療費の抑制にも繋がります。

毎年インフルエンザで亡くなる方についてニュースになるのに、手洗いうがいの奨励は耳にしすぎて聞き流していたとしか思えません。

もちろんインフルエンザの予防には他にも、十分な休養とバランスの良い食事、適度な湿度、ワクチン接種など様々な対策法がありますが、手洗いうがいは最も手軽に実行できるものです。

少々不謹慎ですが、パニックの要素を含み、且つある程度斬新な情報でないと人は身に迫る危機として受け取らない傾向があるように思えます。

因みに同じようなことが真夏のエアコンにもいえます。年配者の中には昔からの習慣からエアコンを使わずに熱中症で亡くなる方もいまだにいらっしゃいます。現代の夏の暑さは以前とは質が違うと、毎年しつこいくらい情報番組などで言われていますが、それでも認識が行き渡っているとは思えません。

もちろん多くの人は情報を上手に取り入れ対応しているのですが、上滑りさせている人も結構な数がいるのでは。

警鐘には十分な注意を払わないがデマには乗せられやすい

これでもかというほどの警鐘も普段の生活習慣にさほど注意を払っていない人も、デマのことは軽率にも信じてしまうことが多くあります。

新型コロナウイルスの感染予防のためマスクを購入する人が後を絶たず、ドラッグストアで払底している状態が発生しました。マスクは輸入製品の占める割合が高いため需要に供給が追い付きません。

その後、2月の後半になって今度はトイレットペーパーやティッシュペーパーなどの紙製品が品薄状態になりました。但しこれらの製品はマスクと違いそのほとんどが国内生産のため、しばらくすれば補充されるとのことです。

ですが、高額の転売を目論んでいる業者の仕業かどうかわかりませんが、どこからかトイレットペーパーなどが足りなくなるという噂が流れると、それを盲目的に信じてしまった人々が我先にと次々に買い込んでしまいました。

デマといっても中には善意に基づいたデマもあります。こうのような場合、否定したり間違いを指摘すると感情的に反論されるのでやっかいです。

SNSの普及により誰もが簡単に情報を発信できるがために、思わぬところでデマの加害者になってしまう可能性があります。悪気はなくとも情報発信という行為には責任が伴うことを意識する必要があります。

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最後に

新型コロナウイルスについて、その名称をCOVIT-19やSARS-CoV-2にするという動きがありますが、おそらく浸透しないでしょう。覚えにくいですし、覚えていなければ後世への教訓となりません。

今回の新型コロナウイルスで亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。

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2020-01-10

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